Love!Vanguard!! 現代アートを、愉しむ。
「どう観るのが正解?」
そんなときは、 理屈よりも〝直感〟で。 正解を求めず、自由な眼差しで 作品と対話してみませんか。
この反復に、
すべてが飲み込まれてしまったら・・・
うまく言葉にできない感情に
名前をつけるなら・・・
現代アートを前にしたとき、私たちはつい「どう観れば正解なのだろう」と身構えてしまいます。けれど、今この場所(OPAM)で私たちを待っているのは、そんな正解の有無を超えた先にある、圧倒的な「表現」そのものの姿です。
現在開催中の「ラブ! ヴァンガード!!」展。その原点は、ひとりのコレクター・W氏が若き日に出会った一枚の版画でした。以来、数十年にわたり独自の視点で集められてきた膨大なコレクションの中から、本展では選りすぐりの約130点を紹介します。視界を覆い尽くす草間彌生の作品、『今日』という日をキャンバスに描き続けた河原温の「Today」シリーズ、そして若き日の奈良美智が描いた鋭い眼差し…。会場には、それらと響き合うように、時代を切り拓いてきた先鋭たちの作品が一堂に会しています。
W氏はそれぞれの作品のどこに、惹かれたのでしょうか。ひとりの個人のもとにあった作品たちが、今こうしてひとつの「コレクション」として私たちの前に現れている。その事実そのものが、現代アートが放つ不思議な磁力を物語っているように思えます。
理屈で分かろうとする前に、まずは作品の前に立ってみる。そしてそこから放たれる熱量や静寂を、肌で感じてみる。この夏、大分で出会う「ヴァンガード(前衛)」たちは、あなた自身の心の奥にある感情を、時に激しく揺さぶり、時に静かに満たしてくれるはずです。
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この記事は「びびNAVI vol.116」で掲載された記事です。
五感の翼が広がる総合ガイド誌「びびNAVI」は、iichiko総合文化センター及び大分県立美術館の館内ほか、県内や隣県の公立文化施設などで配布中。